文様
やきものの文様の源をたどると多くは遠くペルシャやシルクロードにさかのぼり、中国を経て日本の風土に適した文様へと変化しました。
十草(とくさ)
千筋(せんすじ)
籠目(かごめ)
タコ唐草
麦わら手
網目(あみめ)
地紋(じもん)
図柄が小紋(七宝や格子などの細かなもの)などで埋め潰してあるもの
七宝(しっぽう)
山水(さんすい)
千鳥(ちどり)
丸紋(まるもん)
三島(みしま)
祥瑞(しょんずい)
中国明代末期の茶陶染付の器の底に「五良大甫 呉祥瑞造」の銘があるところからこの名称がつけられた。緻密な地紋に人物、花柄などの多彩なパターンがある
青海波(せいかいは)
舞楽青海波の舞人の服に波の紋を染めているところから出たもので、陶磁器の文様にもよく使われている
一閑人(いっかんじん)
一人の閑人が井戸を覗いているように見えるのがこの名の由来
矢羽根(やばね)
竜田川(たつたがわ)
独楽筋(こますじ)
市松(いちまつ)
水玉(みずたま)
流水(りゅうすい)
雲錦手(うんきんで)
桜と紅葉をあしらった色絵の描法。花の雲、紅葉の錦の意。尾形乾山の作品などに多い
菊割
押花文ともいう
木甲(もっこう)
なずな
宝づくし
亀甲(きっこう)
唐児/唐子(からこ)
中国の子供の遊ぶ姿を描いたもので、平戸焼(三川内)によく使われる。江戸期は幕府への献進、松浦侯の贈答用にのみ使われた
四君子(しくんし)
松、竹、菊、蘭の4種の草木全てを絵柄にした文様
瓔珞文(ようらくもん)
瓔珞とは珠玉や金属玉を紐でつないだ装身具で、それに似た文様のこと。古伊万里、仁清などの作品に多い